「このままでは終わりたくない」という想い

夫の海外赴任で15年勤務したクレジットカード会社を退職後、私は、アメリカで3年専業主婦として過ごしました。
帰国後、下の子供が保育園に通っていることもあり、契約や派遣社員としての働き方が続いており、これでいいのか？と自問する日々でした。「自分は何も生み出していない、このままでは終わりたくない」という想いがありました。

働き方に制限がある中でも、正社員として働ける会社を探していた中、株式会社エルユーエスに出会いました。
この想いが通じ、時短正社員として2014年に入社しました。

はじめて感じた劣等感

株式会社エルユーエスに入って、実は初めて劣等感を感じました。
小さい頃から優等生タイプで、仕事においても比較的良い評価を受けてきたつもりでしたが、振り返ってみると何かのエキスパートでもなく、与えられた仕事をただ、こなしていただけだったとこの会社に入って気付きました。

入社当初は求人原稿作成やテレアポなど、サポート業務がメインだったので、まさか自分が人材紹介のコーディネーターをするなんて思ってもいませんでした。
株式会社エルユーエスに入って初めて「営業」をすることになったのです。
営業は売上数字ではっきり仕事の結果がでるため、今までそのように評価されたことのなかった私にとって、これは恐怖でした。
すぐに結果を出すことができず、「仕事のできない自分」を認めたくなくて「この仕事は私には合わない」と自分をごまかしたこともありました。

ただ、「逃げ出すことなら誰でもできる。ここで踏ん張らなければ私は今までと何も変わらない。会社にとって価値ある自分でいたい。」
そんな思いが自分の原動力になっていたんだと思います。

第一線で頑張り続けることでロールモデルに

2022年10月にチーフプランナーを拝命しました。苦節8年の結果です。

ここまで来るのにただ、経験を積んだだけでなく、社内の勉強会（社長自ら教えて下さいます）、日々の振り返り、キャリアコンサルタントの資格取得、自分もキャリアコンサルティングを受けることによって、自分自身を理解し、この仕事に向き合えるようになったことが大きかったと思います。
根気強く、私の成長を見守ってくださった皆さんにも感謝したいです。
「なかなか結果を出せなかった川瀬さんでも出来たのだから自分もできる」そう思ってもらえたら嬉しいです。
そのために、専門職として今後も極めていきたいと思います。

理想として、毎月コンスタントに結果を出しつつ、後輩の育成もできる自分でありたいと思います。
正直、コーディネーターの仕事は、常に相手が変わるため、再現性を生み出すのは難しいですが、そのためのトレーニングや、コーディネーターという仕事の理解の仕方の基盤を作っていきたいです。

「何をどのように理解できれば、どう発信すれば結果を出し続ける人になれるのか？それを自分自身で証明する」
これができた時、人生の最後に、何者かになれたと思える気がします。